こんぴらさんの階段は大変?他の行き方はある?雨天時に登った体験談

雑学

四国・香川県の象徴的な神社「金刀比羅宮(ことひらぐう)」、通称「こんぴらさん」は、香川県琴平町の象頭山に位置しています。御祭神は、大物主神と崇徳天皇です。農業・殖産・医薬・海上守護の神さまとして、深く親しまれています。

多くの観光客が訪れる名所ですが、ここへ参拝するには長い石段を登る必要があります。今回は、「こんぴらさんの階段は大変?他の行き方はある?」というテーマでご紹介します。

こんぴらさん(金刀比羅宮)の階段は大変?

「こんぴらさんの階段は大変だ」という声をよく耳にしますが、実際のところはどうでしょうか?「疲れ切った」「しんどかった」「足がパンパンになった」という感想が多く、実際に785段もの石段を登って本宮にたどり着きます。さらに奥社まで行く場合は1368段もあるため、聞いただけで大変さが伝わりますね。

私が実際に登ってみた時は、なんとザーザー振りの雨。でも、落ち着いて一段一段登れば問題なく最後まで登りきることができる距離でした(あまりに天候が悪い場合は、参拝を控えた方が良いかもしれません)お土産屋さんが立ち並ぶ場所もあるので、最後までたどり着けなくても、土地の雰囲気を十分楽しむことができますよ。

特に真夏の暑い日は避けた方が良いかもしれません。日差しが強いと体力が消耗しやすく、「汗だくになった」という声もよく聞きます。夏にこんぴらさんを訪れる場合は、荷物を軽くし、水分補給をしっかりと行い、熱中症対策も万全にしてから登るようにしましょう。

石段の途中には、100円で借りられる杖もたくさん用意されているので、ぜひ利用してみてくださいね。

こんぴらさん階段以外の手段は?車で行ける?

「785段はきついけれど、こんぴらさんに参拝したい…」という方に朗報です!

車・タクシーで参拝に行く方法

石段の500段目には、資生堂パーラーが運営する「カフェ&レストラン 神椿」があり、ここまで車で来ることができます。レストランで飲食をすると、神椿の駐車場が利用可能になります。この方法なら、500段目までショートカットでき、残り285段のみを登るだけで済みます。

項目 詳細情報
名前 カフェ&レストラン 神椿
カフェ営業時間 年中無休 10:00~17:00(ご注文は16:30まで)
レストラン営業時間 定休日:毎週火曜日 11:30~15:00(ご注文は14:00まで)
※営業日・定休日は変更となる場合があります。
詳細はホームページをご確認ください。
住所 香川県仲多度郡琴平町892-1
電話番号 0877-73-0202
ホームページ https://kamitsubaki.com

シャトルバス(完全予約制)で参拝に行く方法

完全予約制のコトバスが運行する「こんぴら参拝登山シャトルバス」を利用すると、石段の365段目にある「大門」まで行けます。参拝の時間が決まっている場合は、このシャトルバスを利用するのも一つの方法です。
公式サイト:https://www.kotobus.com/climbing/

石段かご(廃業)の利用は不可

かつては「石段かご」というサービスもありましたが、残念ながら2020年に廃業してしまいました。

こんぴらさんにロープウェイはある?

金刀比羅宮(こんぴらさん)に行くロープウェイは残念ながらありません。こんぴらさんに参拝するためには、石段を自力で登るか、車・タクシー、または予約制のシャトルバスを利用するしかありません。

こんぴらさんの階段の段数は?

金刀比羅宮までの石段は785段あります。さらに奥社まで進むと1,368段にもなります。数字だけ見るとあまり実感がわかないかもしれませんが、実際に登り始めるとその多さを実感するでしょう。

こんぴらさんの階段を登る所要時間は?

こんぴらさんの階段を登る所要時間は以下の通りです。

  • 表参道から金刀比羅御本宮まで:片道約40分、往復約1時間半
  • 表参道から奥社まで:片道約90分、往復約2時間半

お子様連れやお年寄りの方は、もう少し長めに見積もっておくと安心ですね。

実際に登ってみた体験談(途中から雨でビショビショに)

私が登った時は、神のお恵みをいただいたのか途中から雨がザーザー降りでした。

傘を持ちながら階段を登ることはできますが、人とのすれ違い時にぶつからないよう注意が必要でした。とくに階段の横幅の狭い場所では、譲り合いの気持ちが大切ですね。傘を持つと手がふさがってしまうので、カッパの持参がおすすめです!その結果、記念に撮った写真はカッパ姿だらけになってしまいましたが、これもまた良い思い出になっています。

雨天時には滑りやすくもなるので、足腰に自信のない方やお子さまが歩く際にはとくに気を付けて参拝なさってくださいね。足元に注意は必要ですが、雨がしとしとと降る音、水に濡れてつやつやと輝く葉っぱ、森の香りなど、雨天だからこそ味わうことができる金毘羅さん参りができて、とても心がスッキリしました。ぜひ足を運んでみてくださいね。

まとめ

金刀比羅宮、通称「こんぴらさん」は、香川県の象徴的な神社で、785段の石段を登る必要があります。登るのは大変で、多くの人が「きつい」と感じますが、途中の景色やお土産店を楽しみながらゆっくり進むことで、登り切ることも可能です。真夏は特に暑さ対策が必要です。階段以外の手段としては、車やタクシーで石段の途中まで行く方法や、予約制のシャトルバスを利用する方法があります。どちらも体力に自信のない方には便利な選択肢です。

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